※バタフライブローチのみの出展です※クレセントのペンダントは、同じくフラッシュするサフィレットとの比較・参考画像です。クレセントの中央のサフィレット一粒は最濃色系統の色味で、出展中のシャムロックの周りの小さい方のサフィレットとほぼ同じ色味とフラッシュの仕方をします。ご参考までにご覧下さい。バタフライのファセットカットのサフィレットのフラッシュは、フロスト仕上げの翅に合わせたような、ミルキーアクアマリンのようにも思える少し珍しいスモーキーな色合いです。フロストっぽいようでカットは鋭角的なので、そのアクア系の色味の胴体に、翅のマットな中に揺らめくような深い青のコントラストが、フラッシュ時によく映えます。色味や質感・フラッシュによって配置を区別することで立体感を出し、平面的な色遣いには留まらない複雑なデザインが施されていることが判ります。！期間限定プレゼントキャンペーン！ペンダントにするための真鍮製のコネクタと、それに合うK18ゴールドプレートのチェーンをお付けします。翅を広げた形で胸元に輝く、他にない素敵な蝶々のペンダントになります。但しコネクタの在庫が一点のため、他で売り切れた場合にはお付けできませんのでご了承下さい。▼商品概要恐らくサフィレットのバタフライブローチの中で最もラグジュアリーなタイプ。立体的なセッティングで、手足のみでなく羽にも高低差があり、斜めに生えていたりと、平面のブローチとは全く異なります。バタフライクリップはクリップ部分があることによって平面が立体になりますが、元の作り自体が異なっています。使用されているサフィレットも、他にはないウィッチズハート(魔女のハート)と呼ばれる、斜めに歪んだハート型の、さらにその変形型の大きな翅と、プレーンなウィッチズハートの小さな翅が付いています。ヴィクトリアンの頃のウィッチズハートのブローチは、横に２つ並べたダブルハートのブローチがほとんどで、それ以外に使われていることは滅多にありません。ロマンティックな意匠が好まれたヴィクトリア時代で、いわゆる魔法にかかった＝恋に落ちた状態を表現した二つのウィッチズハートは恋人同士を示し(溶けたハートにも見えます)、単品のウィッチズハートより深い親愛(忠誠心・結婚)を示すものとされます(それが二組、四つあるのがこのブローチ…)。愛と忠誠心のシンボルとしてのブローチですと、ハートに王冠となります。両翅はいずれもフォイルバックのマットカボションカット。色味を大きい方が濃いめのブルー&ブラウン、小さい方が淡めと揃えており、薄い翅の柔らかく発光する輝き・質感をよく表現しています。胴体の部分には翅と同じくフラッシュするタイプ(カボションカットの翅は箔で光を反射し、ファセットカットのサフィレットは箔なしでフラッシュするタイプ)の美しいオールドカットのサフィレットが連なり、翅とはまた異なる質感を感じさせます。色味もすべてアクア系を揃え、光の当て方によって、画像のようにはっきりと翅との違いを表現しています。先端まで抜かりのないデザインで、繊細な粒金飾りが施されています。バタフライブローチでオールサフィレット、別の加工(ファセットカットとつや消しカボション)という組み合わせもかなり珍しく、ディテールに大変凝っています。そして、かなりの大きさがあります。イギリスのサフィレット製品は、このブローチのようにフロストのみならずファセットカットのサフィレットでも瑞々しさというよりはマットな質感が多いです。マットカボションカットの翅も、光が内部でぽわっと浮かび上がり、モルフォ蝶と混同されていたサフィレットらしい光と色彩を湛えています。サフィレットの箔は若干くすんでいます。箔が汚れたりした時や剥がれて失われた時、または台座が金色の場合には、こちらのように正面から見た時にグリーンがかってきます。両方のカットがフラッシュするタイプですので、ファセットカットも、ミラーバックのマットタイプも、輝き自体を重視したサフィレットのブローチです。金具もまた、シルバーより重みを感じさせるゴールドといったように、湿度と重みの暗いコンビネーションと言いますか、ロンドンの街を連想させるような品が多くあります。今はやや金メッキがくすんでオールドゴールドのアンティークらしい古美色になっています。状態及びサイズを②に記載しておりますので、引き続きそちらもご覧下さい。