未使用の硯でしたが、みにすた流のチューニング（改刻・整備）をした若田硯（長崎・対馬）です。星雲硯とありますが、あかしやさんのお店の硯名で、石は若田石を使った若田硯です。この作硯だと、山口県の岡田清風さんの作硯だと思います。2021年内にご購入いただければ、超微粒子墨「令光」をおまけにお付けします。墨色の赤が見えると思います。若田硯は紫式部が使っていたと伝説のある硯です。端渓に劣らないと言われる硯ですが、私が作った若田硯は端渓より遥かに良いと思います。この硯は若田石の中でもよい石です。微粒子油煙の微粒子の墨色が出せる硯です。龍玄、桂離宮あたりで使っていただけると、墨の赤色がよくわかると思います。油煙で抜群によい墨色が出せる硯です。若田石の中で特に粒度が細かい硯石です。磨墨感が他の若田硯と少し違います。軽くぐいぐい墨が磨れて行くという感じです。和墨を下ろす速さは、私の蒼龍石硯とほとんど変わりません。他の日本・中国の硯と比べていただいても抜群に速いと思います。磨れすぎると感じるなら、気持ち墨を浮かせて磨ってください。それでもよく墨がおります。墨堂の手触りもツルツルで粒度細かく硯を作っています。漢字、かな、画にいづれにも良いですが、かな条幅、特に漢字条幅に良いです。サイズ：19.0×12.7×2.7㎝重量：1㎏超＊墨と同梱であれば400円／本お値引きしております。＊発送は全て輸送補償のあるメルカリ便を使用しています。チューニング：墨おり、墨色、墨の伸びを良くして、よい字・画が書ける様にする整備の事です。私の硯を使って、字が上手くなった気がするとよく言われます。（補足）硯、墨、墨色の原理原則について、東京、埼玉、神奈川、大阪、京都、インターネットで説明会をやっています。墨が速くおりる、粒度細かく下りる、墨色がよい、墨が伸びる、運筆が良い、全て原理があります。その理屈を理解できる人がいないのが残念ですが、全ては石の特性と作り方で決まります。墨を知らないと硯がわからない。硯を知らないと墨はわからない。墨色、墨液を語れる人が日本にいません。もっと、より良い書画の世界を伝えたい、そう思っています。書　書道具　墨硯　スズリ　すずりかな　仮名　漢字　日本画　水墨画　墨絵　絵手紙　端渓