ブラジルミナスジェライス州ディアマンティーナ特産のナチュラルクォーツタンブルです。先カンブリア時代の漂砂鉱床に埋もれているスリガラス状の、ハマグリ形の水晶で、表面は鉄分により黄色味を帯びています。川流れ水晶のように見えますが、川から採取されたものではないと聞きます。採掘状況を聞くと、その場所はかつて川で、岩盤の穴に流れてきた石英片が入り込み、川の流れで穴の中で転がされて、岩盤の穴(ポケット・ピット)を広げつつ自分も丸く削れていった石であると言われています。川が地殻変動や土砂崩れ等で埋まってしまい、この地層の窪みからまとまって見つかることが多いと言います。窪みの中で水流で転がり角が取れて行くと、丸くなると思いますが、ハマグリの様に平べったい形のものも多く、なぜそういう形になるのか良く分かっていません。稀に真球に近い物もあるので、元の原石の形状に影響された事も原因かも知れません。水流ではなく地殻の移動に巻き込まれ、地面の中で移動し、こすられて丸くなったのだという説もあるようです。また、ダイヤモンドや金も同時に産出する事もあり、ナチュラルクォーツタンブルにダイヤモンドの原石と金が付いた物もあります。入手できたら出品いたします。52×40×36.5mm 71.8g#水晶#天然石#ナチュラルクォーツタンブル#ナチュラルタンブル#ブラジル#ミナスジェライス州#ディアマンティーナ#漂砂鉱床#リバークォーツ#川流れ水晶#ダイヤモンド#自然金